映画「ダークタワー」を見て
あまりにあっさりして拍子抜け。
良くできた予告編。
そんな印象。
原作はスティーブン・キング世界の集大成的な大作なのに、癖のないキャラクター、癖のない映像表現、癖のない脚本によって記憶に残らない映像になっているのが残念。
ただ、
見ると「原作はもっともっと面白いんだろうな~」と原作を読みたくなるのがいいところ。
映画「操作された都市」を見て
何者かに殺人犯の濡れ衣を着せられた青年(無職)が、自らをハメた犯人を探すため行動を起こすというサスペンスアクション。韓国映画。
出だしはベタな陰謀ものって感じで大丈夫かと思ったけど、なかなかストーリーも飽きさせない感じだったし楽しめました。あまりウェットにならず変にドラマチックな盛り上げをしないのが良かったな~
映画「否定と肯定」を見て
ホロコーストがあったのかなかったのかが争点になった実際にあった裁判の映画化。
裁判映画は好きですが、ここはあえて「ア・フュー・グッドメン」みたいな映画とは真逆に行っているのが新味でした。
被告(主人公)の意向を無視して勝ちにこだわっているように見える弁護団との確執などが後半のカタルシスを生む!
扱っているテーマも含めて楽しめました。このあとまた「サウルの息子」も観たくなった。
ラザロエフェクト [2016、ホラー、83分、wowow鑑賞]
内容とは裏腹に毒にも薬にもならない映画
”ラザロ”という血清を使って生物を生き返らせることに成功したが、戻ってきたのは怪物だった、というホラー。
1990年の「フラットライナーズ」の焼き直しだけど、「自分の過去の過ち」に襲われるというような趣向がないので、単に後半は駆け足のスプラッターホラー。
83分だからじっくりと(製作者が)描く間も(観客が)見る間もないという感じ。心に残らないホラーでした。